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HONG¥O.JP解散ライブ HONG¥O.JPでいられたことを、誇らしく思います!

TOMAとRYUTOによるラップ・ユニット、HONG¥O.JP。4月10日にリリースされたラスト・アルバム「Highlight」に続き、彼らの解散ライヴとなる「HONG¥O.JP LAST LIVE 〜今まで本当にありがとう〜」が4月21日、渋谷HARLEMにて行われた。前身グループであるMAGiC BOYZでもワンマンを行ってきた、彼らの聖地でもある会場前には、開場前から多くのファンが、彼らの最後の雄姿を確かめるために、列を成していた。

オープニングDJでは「Highlight」でも「All night feat. さなり&Yackle」を提供したYackleがフロアを暖め、続いてサプライズ的に登場したDJ To-i(橘柊生 from DISH//)がさらにその熱気を増していく。

そして会場の明かりが落ちると、スクリーンにはTOMAとRYUTOのMAGiC BOYZ時代の映像が投影され、中学校1年生だった結成当初の、まだ幼さを残す二人のレコーディング風景から、徐々に大人になり、たくましくなっていく二人の成長の模様が映し出される。その流れの中、ステージに登場したTOMAとRYUTOは、MAGiC BOYZ時代の衣装を着用。そう、この日は一夜限りの再結成を果たすMAGIC BOYZと、HONG¥O.JPのライヴという二本立てで行われるという、彼ら二人のヒストリーを色濃く反映した構成となった。

まず彼らのデビュー曲であり、原点である「MAGiC SPELL~かけちゃうぞ!ぴっぴっぴ~」を披露するTOMAとRYUTO。そしてアッパーな「DK GO!!!」では、恐らく最後になるであろう「ちょっと男子!」という掛け声が、会場から大きく上がる。続く「オレでしょ??」では二人がステージを降りて会場を駆け回り、「ハミダス」ではオリジナルから歌詞を変え、この日ならではのオリジナルなパフォーマンスで魅せた。

「一夜限りの復活を果たしたMAGiC BOYZです!マジボらしく楽しくいきましょう!」というTOMAのMCから、ホーミー(マジボ・ファンの呼称)からの人気投票の得票がもっとも多かったという「O.NE.DA.RI」、それに続き「終わらないパーリーしようよ」という歌詞が込められた「パーリーしようよ」では、それが今日で叶わなくなることを惜しむホーミーの目には涙が浮かび、それを察したRYUTOも「泣かないでよ」と呼びかける。

一転して明るくナンセンスな「10000000000YEN」、そして「Do The D-D-T!!」はマジボの中でも最も渾身のパフォーマンスだったのではないかと思わされる熱いステージを見せ、会場の一体感と温度は最高潮に。その熱を帯びたまま、ステージには「中学25年生」としてマジボに加入していた元メンバーのZEN-LA-ROCKが登場し「Oh!!!受験☆Night Fever」、そしてラストは、未来への希望を歌った「ハッピーエンドマジック」で、MAGiC BOYZサイドのライブはタイトに、そして確かな盛り上がりの中で幕を閉じた。

再び舞台が暗転すると、スクリーンには2018年7月のHONG¥O.JPの始動から現在までの軌跡が映し出され、ここからはHONG¥O.JPライヴパートがスタート。HONG¥O.JPのライヴでは恒例となっていた、二人が即興でラップする「フリースタイル」から始まり、TOMAの「最初から飛ばしていくからついてこい!」と、ホーミーに激を飛ばしながらの「Flex Speed」、”高校生あるある”をハードな形で表現する「high skrrr boyz」、そして呑気な「SUPER BANANA」へと展開。HONG¥O.JPになって自分たちでリリックを書き始めたこともあってか、そのラップにはマジボ・パートとは違った力強さと熱が込められていた。

MCでは「HONG¥O.JPにとってもラスト・ライヴ、悔いが残らないようにしたい」とTOMAが語れば、RYUTOは「もっと盛り上がっていけますか!」と会場に呼びかけ、ダンサブルな「Oppotunina」へ展開、会場がダンスで揺れていく。「それぞれの信じた道を進んでいこう」というメッセージを込めた「One Road」に続いては、TOMAとRYUTOがそれぞれのソロ曲を披露。恋愛の風景の中に、HONG¥O.JPとホーミーとの関係性をダブル・ミーニングで織り込んだ「Don't forget the love」をTOMAが披露すれば、RYUTOは制作時は全員が高校生だった、若い力のみで作られた「All night feat. さなり&Yackle」をパフォームし、それぞれの感性の違いを表現する。

そしてアルバムの中でも屈指のアッパー曲「SWITCH」から、オーディエンスの照らすスマートフォンのライトに照らされての「Just Do It」、そしてお互いを指差しながら「feel like star/また輝いて/会いに行くよ君のもとまで」と歌う「ourdawn」の展開は、あまりにエモーショナル。

歌い終わり「HONG¥O.JPでした。ありがとうございました」と深々と頭を下げ、ステージを後する二人。そのオーディエンスを正しく「夢中」にさせるような充実したステージングに、会場からは拍手が鳴り止まない。それは、ホーミーたちもお約束的にすぐにアンコールの声を掛けることが出来ないほどだった。

そして、いつしかアンコールの掛かるようになり、再び登場したTOMAとRYUTO。「中1から高3までずっと一緒にやってきたらか、TOMAにはまたすぐに会えるような気がしちゃってる。だから、この絆は失わないけど、でもこうやって10代で(HONG¥O.JPを)失うことで、また僕たちは強くなれると思います。HONG¥O.JPでいられたことを、誇らしく思います」と語るRYUTO。TOMAも「まだ解散の実感が湧いてないし、明日もまた曲を書くような気がしてる。内気な性格が変わったのもこの活動があったからだし、マジボからHONG¥O.JPでいろんな変化があったけど、それについて来てくれたホーミーの皆さんに感謝したい。僕らにしか出来ない青春の時間を、この活動や皆さんのお陰で送れたし、僕を形取ってくれたHONG¥O.JPに感謝します」と語り、その丁寧な言葉に、会場からは二人に呼びかける声や、嗚咽が上がる。

しかし、そんな愁嘆場はHONG¥O.JPに似合わないということなのか、アンコールでは「SWITCH」で盛り上げ、別れを形にする「Good Night」、そして想定外のダブル・アンコールでは、彼らがHONG¥O.JPとして最初に自らリリックを書き、本人たちもHONG¥O.JPの代表曲だという「Just Do It」を披露。お互いに肩を組みながら「バイバイ」と軽やかにホーミーに手を振り、ステージを後にするTOMAとRYUTO。会場からはその背中に涙声ではなく、万雷の拍手と声援が送られた。
これまでのライヴとは違い、舞台演出や大仕掛けによる見せ場作りではなく、「ライヴ一本勝負」という、シンプルで、彼らのパフォーマーとしての成長と充実ぶりを見せた「HONG¥O.JP LAST LIVE 〜今まで本当にありがとう〜」。解散という決定はあまりにも残念だが、彼らが10代に過ごした青春と、その先の明るい未来が感じさせられるような、あまりにも清清しく、美しいライヴは、こうして幕を閉じた。
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