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片桐はいり 国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭 co-present トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」に出演!

片桐はいりが11/6(金)都内で行われた、国際交流基金アジアセンター×東京国際映画祭 co-present トークシリーズ「アジア交流ラウンジ」に出演した。

「アジア交流ラウンジ」は、現在開催中の第33回東京国際映画祭のプログラムとして、アジア各国・地域を代表する映画監督と、第一線で活躍する日本の映画人とのオンライン・トークイベント。今回の取り組みは、世界的に活躍する是枝裕和監督が発案し、検討会議メンバーとともに企画。国を越えた人の移動が制限され、映画の製作、上映、そして映画人同士の交流や協働のあり方が従来と全く異なる状況にあるなか、アジアの映画人たちは今、何を思うのか、何処を目指すのかを語り合う。

片桐は、マレーシアのクチン生まれで1977年に台湾に移住、ヴェネチア国際映画祭審査員大賞、ベルリン国際映画祭テディ賞審査員特別賞を受賞したほか、アート界でも注目されているツァイ・ミンリャン監督と共にイベントに出演。

片桐は、「たまたまユーロ・スペースで面白そうな台湾映画をやっているということでツァイ監督のデビュー作『青春神話』を拝見したのが初めてでした。その時にとても衝撃を受けまして、その後も観続けているほどのファンです。私は映画館が大好きで、近所の映画館でもぎりもやっています。その映画館で“はいりさんの好きな作品を名画座で2本立てでやってみたら”と言ってもらった時に、ツァイ監督の作品を選んで上映しましたらお客様がたくさん入ってくださって。その後、『郊遊<ピクニック>』で来日された際にトークイベントで呼んでいただいた時に初めてツァイ監督とお会いしました。最初にお話しをいただいた時に恐れ多くてお断りしようと思ってのですが、『郊遊<ピクニック>』で商業映画を引退されると聞いたので“引退しないでください!”ということを言おうと思ってお引き受けしました。“チケットがもっと売れたら考えると”とおっしゃってくださって、それで今日を迎え、『日子(英題:Days)』を観られてとても嬉しかったです。この作品はセリフどころか字幕もなくて(笑)、言葉で理解できるものではなく、感性で受け取っていただける作品。ストーリー性もあって、私はとても楽しみました。こういったタイプの作品を観たことない方もいらっしゃると思いますが、ツァイ監督は常にそういったものを探っていらっしゃるので、観たことのないものを観るという衝撃があると思います。」と笑顔で話した。

その後、ツァイ監督へベルリン国際映画祭テディ賞審査員特別賞受賞作品『Days』の話題に。片桐は、「コロナで自粛期間があって、“映画館がやっていない、お家にいなさい”という時間がありました。私も世の中も休んでいた中で自分の感覚が変わったのか、ツァイ監督の作品がとても心地よくて。お魚やお野菜を洗ったり、マッサージをしている場面が淡々とあるのがとても幸せに感じて、ずっと観ることができました。そんな気持ちになったのは、コロナがあったことでの時間の変化かもしれません。」と語った。

この日は、視聴者からの質問に答える一幕も。“コロナの影響でオンラインで映画を観るなど、観る環境が変わったことについてどう思うか?”という質問に片桐は、「コロナで映画館がやっていない時に考えたことは、“映画館に行こう!”と言っている人間が言うと誤解されてしまうかもしれませんが、今までは次から次へと新作映画、特集上映があって、私にはtoo muchだったということ。映画は1回観たら終わりということではなく、何回も何回も味わうような映画を観たいと思っていた時に、『Days』を観て感動しました。」と語った。

そして最後に、「ツァイ監督がアートフィルム、美術館で上映する映画があったらいいという話を聞きながら、台湾に旅行した時に、古いものを上手く利用して外国人にも文化を面白く見せてくれている印象を感じたことを思いました。日本でも“こういった建物必要ですか?”と思うようなことだったり、古い映画館がなくなっていくことだったり、すごくジレンマを感じています。」と自論を展開。さらに、「コロナが収まって東京に来てくださることを願っています。ありがとうございました。」と監督へメッセージを送った。
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