葵わかな ミュージカル「アナスタシア」再演、W主演決定!
葵わかなが2023年9月より上演のミュージカル「アナスタシア」でW主演を務めることが発表された。
同作は、第70回アカデミー賞で歌曲賞、音楽賞にノミネートされたアニメ映画「アナスタシア」に着想を得て制作されたミュージカル。ブロードウェイ公演は、2017年3月にプレビュー公演を経て、4月に開幕後、2019年3月まで2年間にも及びロングラン上演された。その他、スペイン公演、北米ツアー、ドイツ公演など世界各国で上演され、アメリカメディアの劇評でも絶賛されるなどブロードウェイで高く評価された同作が本国のクリエイティブスタッフと日本公演キャストで上演される。
2020年3月より公演予定だった同公演は、新型コロナウイルスの猛威で、初日を延期、大阪公演含め全52回の公演が予定されていたところ、中止によりわずか14回の上演に―。観劇が叶わなかった多くの方々から再演を望む声が多く上がる中、来年9月・10月、遂に再びの上演が決定した。
舞台は20世紀初頭、帝政末期のロシア、サンクトペテルブルク。ロシア帝国皇帝ニコライ2世の末娘として生まれたアナスタシアは、パリへ移り住み離ればなれになってしまった祖母マリア皇太后から貰ったオルゴールを宝物に、家族と幸せに暮らしていたが、突如ボルシェビキ(後のソ連共産党)の攻撃を受け、一家は滅びてしまう。しかし、街中ではアナスタシアの生存を噂する声がまことしやかに広がっていた。パリに住むマリア皇太后は、アナスタシアを探すため多額の賞金を懸ける。それを聞いた二人の詐欺師ディミトリとヴラドは、アナスタシアによく似た少女アーニャを利用し、賞金をだまし取ろうと企て、アーニャと三人でマリア皇太后の住むパリへと旅立つ。記憶喪失だったアーニャは次第に昔の記憶を取り戻してゆく…
同じ頃、ロシア政府はボルシェビキの将官グレブにアナスタシアの暗殺命令を下す。マリア皇太后に仕えるリリーの協力を得て、ついにアーニャはマリア皇太后と会う機会を得るが、グレブがアーニャを見つけ出し…―。
葵は初演に引き続き、アーニャ(Wキャスト)を演じる。
出演にあたり葵は、「2020年の初演は今でも忘れられないものとなっていますが、当時感じていたやるせなさを吹き飛ばす機会がやってきました!新たなキャストを迎え、チーム一丸となって、また新しい気持ちで作っていきたいと思います。この作品のドラマチックで希望にあふれる世界観を、もっとたくさんの方にお届けできるのが今から楽しみです。不安な情勢はまだまだ続いていますが、この温かい物語を輝かせるために、精一杯頑張りたいと思います。」とコメントを寄せた。
ミュージカル「アナスタシア」は、2023年9~10月東京・東急シアターオーブにて、10月大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。
ぜひご期待ください!