北村匠海 ドラマ「星降る夜に」ビジュアル&コメント解禁!
北村匠海出演ドラマ「星降る夜に」のビジュアルとコメントが解禁となった。
同作は、のどかな海街を舞台にした“10歳差ラブ”のオリジナル・ピュアストーリー。感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35 歳/吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25 歳/北村匠海)――命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる《対照的な2人》が星降る夜の出会いを機に、世の中のさまざまな固定概念を鮮やかに飛び越えながら《運命の恋》を育んでいく。また同作には45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)も登場。ヒロインをはさんで 25歳、35歳、45歳…恋はまさかの《10歳差「トライアングル」ラブ》 に発展!?――なんて予感もはらんだドキドキの恋模様からも目が離せない。
北村は、遺品整理士の青年・柊一星を演じる。
一星は、ストレートで直情的、かつ感情表現が豊かで明るく陽気&おしゃべりな性格。生まれつき聴覚を持たず、音のない世界で生きており、手話や筆談、スマホ、ジェスチャーを用いて会話をする。ある日偶然出会った雪宮鈴との一度目の衝撃的な出会いの後、ある遺品整理の仕事で遺品を遺族に届けに行ったところ、鈴とまさかの再会を果たすことにー。
ドラマ「星降る夜に」はテレビ朝日系にて2023年1月より毎週火曜21:00~21:54放送。
ぜひご期待ください!
【北村匠海コメント】
――『星降る夜に』は恋愛ドラマの名手・大石静さんが描く直球ラブストーリー。本作に挑まれる率 直なお気持ちを教えてください。
僕が演じる一星は手話をするのですが、序盤にものすごく下ネタのセリフが多くて(笑)。だから手話のレッスンも、そういう話題から練習スタートで(笑)。でも、おかげで手話での演技に気負って凝り固まっていた自分も解き放たれましたし、一星のキャラクターがたった一言のセリフからも分かる、すごく面白い脚本だなと思います。実は、最近はヤンキーの役が続いていたので、戦ってばかりだったんです(笑)。だから、こうやって血や泥をすべて拭って、直球ラブストーリーに参加できることがすごく楽しみでした。今回は「にじいろカルテ」でご一緒したスタッフさんが多く、現場の空気がすごく温かいので、みんなと一緒に肩肘張らずに歩みながら、トライアングルラブを演じられそうだな、と。吉高さんは、学生時代に「蛇にピアス」を見てから憧れの女優さんでもあったので、今回共演することができて、夢がかなったような気持ちです。なので、吉高さんとのキスシーンは…僕は今からドキドキしています(笑)!
――実際に手話を練習してみて、いかがですか?
手話を教えてくださる聾者チームの皆さんが、底抜けに明るくて、そしてカッコいいんです。振動が心に響いてくるメタリカのような音楽も楽しんでらっしゃって、ヘビーな音楽で骨とハートを震わせるんだ な、超カッコいいなと思って。車も運転するし、表情も豊かで話も面白いし。音のある世界で生きる僕たちと何も変わらないんですよね。レッスンの休憩の時なども、雑談で盛り上がったりしています。
――今回演じる柊一星という男性を、どうとらえていますか?
一星はそこにいるだけで場が明るくなって、空気を変えてくれるようなキャラクターなんです。それこそケンカもするし、よく笑うし、そしてめちゃめちゃ嫉妬もする。手話は日本語よりも、直接的な表現も多いなと思っていて、そういういろんな気持ちを、手話でどう素直にまっすぐ大きく伝えられるか…。そこに一星の良さも現れると思うので、演じる上でのテーマだと感じています。表情や体全体を駆使して頑張りたいと思います。
――共に初共演となる吉高由里子さん、ディーン・フジオカさんの印象は?
基本はオブジェ・スタイルでやらせていただいている僕と違い(笑)、吉高さんはすごくまっすぐな方です。1回目の手話レッスンで初めてお会いしたんですが、「今日は音声言語は禁止です」とアナウンスがあったのですが、隣で「これ、何?あれ、どういう意味?あ!わかった!これだよね!?」と、話されていて…(笑)。実を言うと、僕は初めてのレッスンで緊張していたので、吉高さんのそのまっすぐさに助けられました。
ディーンさんとは今日初めてお会いしたのですが、僕も早く「おディーンさん」と呼べるように距離を縮めたいです。ディーンさんはドラマでも音楽面でも完璧な方というイメージを持っていたので、今日お話を聞いて、いろんな面を垣間見られたらうれしいな、と思いました。そして、この2人の笑いのツボをそっと隠すのが僕の役目なのかな、という感じもしています(笑)。
(敬称略)