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葵わかな

葵わかな 「2夜連続スペシャルドラマ キッチン革命」第1夜 主演決定!

 

葵わかなが、2023年3月25日(土)テレビ朝日系にて放送の「2夜連続スペシャルドラマ キッチン革命」第1夜で主演を務めることが発表された。

戦後初のCAの奮闘をたどった『エアガール』(2021年)、女子教育の先駆者の青春を綴った『津田梅子~お札になった留学生~』(2022年)――。テレビ朝日ではこれまで激動の時代を《LOOK UP!》の精神で力強く駆け抜けた女性たちを描いたドラマを放送し、大反響を獲得してきた。
そんな感動の2作に続く大型スペシャルドラマが、第1夜、第2夜と二夜連続で誕生する。新たにスポットを当てるのは、戦前から戦後にかけて激動の時代に料理と台所――“食に関わる革命”を起こして日本を変えた女性だ。

第一夜では、計量カップ&スプーン、レシピを生んだ女性医師をモデルとした物語を描く。
男女問わずキッチンに立ち、レシピを見ながら料理をする光景は、今ではありふれたものとなっているが、コロナ禍、レシピをチェックしながら料理し、家で食べる機会はさらに増えたのではないか。しかし、誰もが自宅で料理人の味を再現できるようになったのは、戦後になってからのこと。その背景には、知られざる2人のパイオニアが存在したのだ。
そのひとりが、今では誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーンを生み出し、現代で言うレシピ、“料理カード”を作りあげた女性医師をモデルとした香美綾子。
戦前、一般家庭では妻であり、母である女性がその日ある食材を使い、“目分量”で“知っている料理”をこしらえてきた。豊かな食材を使用した美しい料理を食べられるのは一部の上流階級だけ。ほとんどの家庭では『空腹が満たされればいい』いう発想になりがちで、栄養が偏り、病気を招いてしまうことも…。どの家庭でも“栄養バランスのよい、おいしい食事”を作ることができたら病気になる人も少なくなるはず。そのために、料理を科学の視点から分析しよう。そう考えたのが内科医でもある彼女だったのだ。レシピという発想がなかった時代に、料理を数字化しようと、さまざまな困難に立ち向かい、未来を切り拓いていく。

葵は、主人公・香美綾子を演じる。
子どものころ母を亡くしたことをきっかけに医師を志し、東京女子医専に入学。“熱中の虫”とよばれるほど勉学に励み、卒業後、東京帝大医学部内科で働くようになる。のちに夫となる香美昇一とともに、胚芽米による脚気治療を研究。その後、予防医学の観点から栄養学の研究に邁進。“目分量と経験”がすべてだった料理の世界に数字を導入し、材料や調理時間などありとあらゆる事にモノサシを当て、数字化。料理カードを作ったほか、計量カップ、計量スプーンを生み出し、誰でも手軽に料理ができるように食の世界に革命を起こしたという役どころ。

出演にあたり葵は、「私が演じる綾子は、明治から大正、昭和と劇的に変化を遂げる時代の中、女性に厳しい医学の世界でやりたいことに向かってまっすぐ走ったピュアな女性。彼女はいくつになっても好奇心を忘れず、愛情深い。その好奇心と愛情深さが、綾子の軸になっているのだと思います。綾子がみなさんの背中を押すようなキャラクターになったらいいなと思いながら演じています。
ある人物に「誰を病気にしたくないの?」と聞かれるシーンがあるのですが、彼女は「みんなです。あなたやここで働いている人たち、あなたの家族も…」と答えるんです。身内や友達だけでなく、まったく知らない人に対しても平等に愛情を持ってやさしい気持ちで接することができる…。綾子の人柄がよく出ているなと思って、私はこのセリフがとても気に入っています。
また、私と綾子の共通点は、料理や食べることが好きなところですね。綾子は母や叔母が料理する姿を見ていて、「面白い!
自分もやってみたいな」と思うんですよね。そんなふうに、料理に対して興味があるところは似てるかなと思います。
この『キッチン革命』は料理というものを通して、世の中を幸せにそして健康にしたいなと奮闘した2人の女性の物語です。意外と知らない“便利なもの”が誕生した瞬間が見られるドラマでもあるので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。」とコメントを寄せた。

「2夜連続スペシャルドラマ キッチン革命」は、テレビ朝日系にて第一夜2023年3月25日(土)・第二夜3月26日(日)二夜連続放送!
ぜひご期待ください。