坂井真紀 映画「逃げきれた夢」出演決定!
坂井真紀が、6/9(金)公開の映画「逃げきれた夢」に出演することが発表された。
同作は、人生のターニングポイントを迎えた中年男が新たな一歩を踏み出すまでの可笑しくも切ない物語。
監督を務める二ノ宮隆太郎氏は、初の長編監督作『魅力の人間』(2012)をはじめ、『枝葉のこと』(2017)、『お嬢ちゃん』(2019)が国内にとどまらず海外の映画祭でも高く評価を受けるほか、俳優としては「全裸監督 シーズン1」(2019)、『ヤクザと家族 The Family』(2021)、「新聞記者」(2022)といった話題作に出演。瀬々敬久監督が審査員を務めた2019年フィルメックス新人監督賞のグランプリ受賞作である脚本をもとに、二ノ宮監督自ら映画化することで、ついに商業デビューを飾った。
北九州で定時制高校の教頭を務める末永周平(光石研さん)。ある日、元教え子の南が働く定食屋で、周平は支払いをせず無言で立ち去ってしまう。記憶が薄れていく症状によって、これまでのように生きられなくなってしまったようだ。待てよ、「これまで」って、そんなに素晴らしい日々だったか?
妻の彰子との仲は冷え切り、一人娘の由真は、父親よりスマホ相手の方が楽しそうだ。旧友の石田との時間も、ちっとも大切にしていない。「これから」のために、「これまで」を見つめ直していく周平だが――。
坂井は、主人公の妻・末永彰子を演じる。
出演にあたり坂井は、「脚本を読ませていただいた時、行間から人生の吐息が聞こえてくるようだと感じました。その吐息は、光石さん演じる周平が背負う哀愁となって、その哀愁は、様々な形に映り、私たちが分かち合えるものであると思いました。分かち合えることは、そっと、私たちの背中を押してくれることと、思っています。北九州の空気を纏い佇む光石さん、最高です。」とコメントを寄せた。
映画「逃げきれた夢」は6 /9 (金)より新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国公開。
ぜひご期待ください!