吉田美月喜
吉田美月喜 新国立劇場主催公演 演劇『モグラが三千あつまって』主演決定!
吉田美月喜が、新国立劇場7月演劇公演『モグラが三千あつまって』で主演を務めることが発表された。
同作は、『音のいない世界で』(2012)、『かがみのかなたはたなかのなかに』(2015、2017)、『イヌビト~犬人~』(2020)と、未来のおとなと、かつてのこどもたちへ向けて、長塚圭史、近藤良平、首藤康之、松たか子の4名で作品を発表してきた企画の第4弾。演出に長塚圭史、振付に近藤良平、音楽は『イヌビト』に続き阿部海太郎が担当し、新キャストを迎えての公演。
自分たちの食料であるタロイモをめぐるモグラ族、イヌ族、ネコ族の争いを通して「平和」への願いがこめられた武井博の児童文学を、魅力あふれる、個性豊かな4名の出演者が、いくつもの役を演じ分け、歌あり、踊りありの音楽劇として立ち上げる。
新国立劇場主催公演 演劇『モグラが三千あつまって』は、2023年7月14日(金)~30日(日)新国立劇場 小劇場にて上演。
夏休みにかけてお届けする、「こどもも大人も楽しめる」シリーズ最新作、どうぞご期待ください。
【あらすじ】
南の海に浮かぶ三つの島。
北の島に住むモグラ族は自分たちで食べ物をつくることに成功したが、西の島に住むネコ族、東の島に住むイヌ族は毎年モグラ族からタロイモを盗んでいた。
いつまでも負けてばかりはいられないモグラ族は知恵もののマチェックと度胸のあるバンゲラ親分を中心に、戦いに備えて大きな地下都市をつくり始める。
ある日、やきいも隊長に率いられたイヌ族が攻め込んでくるが、モグラ族は知恵をふりしぼって見事にイヌ族を追い払う事に成功する。
しかし、勝利に酔いしれ、すっかり眠り込んでいたモグラたちの島へ、今度はガンペッタ王率いるネコ族がタロイモを盗みに攻め込んでくる…