松雪泰子 M&Oplays プロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』初日開幕!
松雪泰子出演舞台、M&Oplays プロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』が6月3日(土)本多劇場にて開幕した。
本作は、『結びの庭』(2015 年、宮藤官九郎主演)、『家庭内失踪』(2016 年、小泉今日子主演)、『少女ミウ』(2017年、黒島結菜主演)、『二度目の夏』(2019 年、東出昌大主演)など、次々と話題作を発表、高い評価を得てきた、M&Oplays と岩松了が定期的に行っている、 人気プロデュース公演。
舞台は、人の気配が消えた年の瀬の銀座。早くに両親を亡くし肩を寄せ合って生きてきた兄妹が、銀座に現れた二人の若い浮浪者、そして、かつて父親の愛人だった美しい女性と出会う。それぞれのドラマが絡み合い、徐々に打ち解けてゆく“赦し”の物語だ。
父親の愛人だった女性・葉子を演じる松雪泰子は、「『かもめよ、そこから銀座は見えるか?』いよいよ開幕となります。繊細な物語を丁寧に、紡いでいきたいと思います。ガラスの様に繊細な世界を、是非劇場で体験して頂けますと幸いです。本多劇場でお待ちしております。」とコメントを寄せた。
M&Oplays プロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』は、年6月 3 日(土)~6 月 25 日(日)東京公演後、富山・大阪・新潟と全国へ巡演。
幅広く活躍する個性豊かな出演者が贈る、濃密な会話劇がいよいよ開幕。
是非ご期待下さい!!
■M&Oplays プロデュース『カモメよ、そこから銀座は見えるか?』公式サイト
https://mo-plays.com/kamomeyo/
【あらすじ】
銀座、そこはかつて海だった。
その空には、鴎が飛び交っていたのかもしれない――。
アキオ(井之脇海)とイズミ(黒島結菜)は早くに両親を亡くし、二人寄り添うように生きてきた。
今、アキオは銀座の広告代理店で働き、忙しい兄のためにイズミは手作りの弁当を職場に届けたりしている。イズミは、兄が大好きで、いつまでも二人で一緒にいたいと思っている。
そんな時、イズミは銀座の街で、「のぼる」(櫻井健人)と「とみ」(青木柚)と呼び合う、二人の若い浮浪者に出会う。この街に浮遊する彼らは何者?
そして、アキオは銀座で、父親の愛人だった葉子(松雪泰子)に出会う。かつて、二人の家庭を崩壊させた葉子に、しかしアキオはだんだんと惹かれてゆく。そんなアキオを見ているイズミ――。
人の気配が消えた年の瀬の銀座に現れた二人の若い浮浪者、寄り添う兄と妹、彼らと対峙する美しい女性――。
それぞれのドラマが絡み合い、やがて兄と妹にもたらされる恩寵とは――。
(敬称略)