菊池柚花 「ロッテVS楽天」戦で始球式を務める!
菊池柚花が、7月2日にZOZOマリンスタジアムで行われたプロ野球「千葉ロッテマリーンズVS東北楽天ゴールデンイーグルス」戦で、自身初となるNPB公式戦の始球式を務めた。
この日、背番号「54」のユニフォームに白のスカート姿で登場した菊池は、直前練習で黒木知宏1軍投手コーチから受けた「フォーシームで投げるときは2本の指をしっかり押し込むこと、肘が前に出ないように投げることが大事」というアドバイスのもと、大きく振りかぶって全力投球。キャッチャーを務めた澤村拓一投手めがけて投げ込んだボールは惜しくもホームベースの手前でワンバウンドするも、スタンドからは大きな歓声が上がり、ファンの声援に笑顔で手を振って応えていた。
始球式後に行われた囲み取材では、「夢のZOZOマリンスタジアムのマウンドに立たせていただいたことは、一生心に残る幸せな時間でした。マウンドに立った時は緊張で何も音が聞こえなくなってしまいましたが、投げた瞬間に歓声が届いて、パワーになりました。またいつか始球式に呼んでいただけるように、次は絶対ノーバウンドで、ズバッと決まるボールを投げたいです。そして、マウンドで感じた気持ちを胸に、今日の経験をキャスターとしても生かしていきたいです。」と話していた。
【菊池柚花コメント(囲み取材Q&A)】
◆始球式を終えて、いかがでしたか?
夢に見たZOZOマリンスタジアムのマウンドだったので、とても緊張して、景色が眩しかったです。澤村投手がキャッチャーで、池田選手がバッターという光景を間近で見るなんて、一生のうちであると思っていなかったので、感動や嬉しさ、色々な感情が込み上げてきました。今日は思うようなピッチングが出来なかったのですが、選手の皆さんがあれだけの大舞台のプレッシャーの中で日々プレーされていることを感じて、改めて尊敬の気持ちが生まれました。マウンドに立った時は緊張で何も音が聞こえなくなってしまったんですが、投げた瞬間に歓声が届いて、パワーになりました。一人一人の声援がこんなに大きいものなんだ!と感じて、私もファンの一人として、選手のパワーになることを信じて大きな声援を届けたいです。
◆本日の始球式に点数をつけるならば何点でしょうか?
65点です。この65点は、黒木コーチに教えていただいたことや、皆さんのおかげでこの始球式を実現できたという点です。残りの35点は、練習に付き合ってくださったのにマウンドで発揮しきれなかった悔しさで、今後の伸びしろとして頑張りたいです。
◆今日の背番号「54」について。
番組でご一緒させていただいたこともある黒木コーチが現役時代に、また同じく番組でご一緒させていただいた澤村投手が現在付けられている番号であり、そのお二人とのご縁もあり、今回この背番号を付けさせていただきました。背番号「54」を背負って、身の引き締まる思いで投球させていただきました。
◆黒木コーチからはどのようなアドバイスをされましたか。
フォーシームで投げるときは(人差し指と中指の)二本の指をしっかりぐっと押し込むということと、肘が前に出ないようにハイタッチするような感覚でしっかり上から投げるようにといったことを教わりました。黒木コーチの指導を受けた瞬間から自分の投球も変わった気がするので、やっぱりすごい方だと思いました。黒木コーチに指導していただき、とても贅沢な時間でした。
◆(キャッチャーを務められた)澤村投手とは始球式後、何かお話しすることはできましたか。
「ナイスピッチングだったよ」というお言葉をいただけました。澤村投手からその言葉をいただけたことが、すごくうれしかったです。マウンドから見る澤村投手は近くで見るよりも大きく感じて、キャッチャーミットを構える姿もすごく頼もしく、心強く感じたので、澤村投手だったからこそ思い切って投げ込めたと思います。もし、また機会をいただけることがあれば、また澤村投手に受けてほしいです。
◆次の目標は何ですか?
またいつか始球式に呼んでいただけるように、次は絶対ノーバウンドで、フォーシーム、クロスファイヤーでズバッと決まるボールを投げたいです。そのために、今日いただいたアドバイスを参考にして投球練習をしたいです。そして、マウンドで感じた気持ちを胸に、今日の経験をキャスターとしても生かしていきたいです。