【大倉空人インタビュー】ドラマ『君となら恋をしてみても』『マイ・セカンド・アオハル』に出演中!
2023年10月期、大倉空人は2つの連続ドラマに出演中!
1作品は総合エンタメアプリ「マンガPark」で連載中の人気上昇中の漫画『君となら恋をしてみても』(通称:なら恋)の実写化で主人公の海堂天役を演じる。もう1作品は30歳の大学生×令和の“イマドキ”大学生たちが織りなす火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』で主人公・白玉佐弥子の弟で白玉家の長男・正臣を演じる。
2作品の撮影現場の様子や見どころ、将来の夢などについて聞いた。
■この世界に入ったきっかけを教えてください!
地元が湘南で、弟の友達がお祭りでダンスをするから見に来てと誘われて、そのお祭りにスターダストのグループの方が出演していて、そこのスタッフとして来ていた方にスカウトされたのがきっかけです。元々水泳をやっていたんですが、中学進学をきっかけに水泳を辞めて「スラムダンク」の影響でバスケ選手になりたくてバスケ部に入ろうと思っていた時にスカウトしていただいて、興味はあまりなかったんですけど「こんな機会ないし人生経験としてやってみたら」と親に薦めてもらったので挑戦することにしました。入ってからはEBiDANの研究生として活動していて、少しずつダンスができるようになったり、同じ中学で芸能活動している人がいなくて自分だけだったのでそれに誇りを持てるようになって・・・。TV番組で菅田将暉さんを知って、そのあと菅田さんのお芝居を見て「こんなにかっこいい人がいるんだ」と一目惚れして、それをきっかけに演技に興味を持つようになりました。
■自分の性格を一言で言うと…。
周りが盛り上がってたら自分も盛り上がれるし、沈んでたら沈むし、周りに合わせてテンションや行動が変わるタイプです。周りからは“元気で明るい”と言われます。
■今、一番幸せな時間はどんなときですか?
ご飯を食べているときです。顔が浮腫みやすいタイプなので仕事の前は食事制限をしているんですが、食べることが好きなのでその時間が幸せです。あとお芝居を撮影して放送されるまでどう評価されるか不安になるんですが、放送された後にSNSで反響を見たり、親や友人に褒めてもらえると頑張ってよかったな、幸せだなとすごく思います。
■プライベートで挑戦してみたいことはありますか?
去年、成人式の企画で日本2位の高さの茨城・竜神バンジーでバンジージャンプを飛んだので、日本1位の岐阜バンジーも飛んでみたいです。水泳をやっていて飛び込んだりもしていたので高さには慣れていて、バンジーも一切怖くなく飛べたので日本一にもぜひ挑戦してみたい!あとスカイダイビングにも興味があります。せっかく名前に空が入っているので、空の人になりたいです!
■これから演じてみたい役や役者・アーティストとしての目標はありますか?
犯人役や捕まって少年院にいたヤンキー役を演じさせていただいたことがあって、なかなか演じることができないですし現場で演じ方も学べていい経験をさせて頂いています。今は逆に警察官役や学園ものに興味があります。特に先生役にとても興味があるのでぜひ演じてみたいです。今は俳優と「原因は自分である。」というボーカルダンスグループの活動をしていますが、アーティストとしては“夢はドームのステージに立つ事”と目標を掲げているんですけど、11/5にぴあアリーナMMで公演があるのでまずはその公演に向けて頑張っていきたいですし、同じところで停滞するのではなくすこしずつでも成長していきたいと思っています。俳優としてはまだまだ演じる部分に未熟なところか多いのでたくさんの俳優さんのお芝居を見たり、監督や現場のスタッフさんにご指導頂きながら、“大倉空人だから演じることができる”をどんどん増やしていきたいと思っています。
■『君となら恋をしてみても』の出演が決まったときの感想を教えてください!
EBiDANの中でもBLドラマに出演されている先輩が多くいらっしゃる中で“自分も出演するんだ”と思ったのと、今まで意外と恋愛ものの作品に出演したことがなかったのでそのドキドキ感もありつつ、W主演に感謝を持ちながら演じていこうと思いました。
■ドラマは初主演(W主演)になりますが、現場で何か意識をしたことなどありますか?
現場でたくさん喋るようにしました。朝が早かったり、深夜まで撮影した翌日の早朝から撮影する日もあったので現場が大変だったこともあるし、作品自体も明るくて2人のピュアな青春を描いているのでキャスト・スタッフ一丸となって頑張りたいと思ったのでとにかくたくさん喋ることを意識しました。
■演じる海堂天(かいどうあまね)は過去のトラウマを抱える転校生という役ですが、自分に似ているところ、逆に全く別のところはありますか?役づくりはどうしましたか?
自分は人に合わせるタイプなので、天の自分を偽るというか新しい自分を見せる部分が自分にすごく似ているなと感じたのでそこは経験を演技に生かしました。この作品は天の視点で物語が進んでいくので、モノローグのシーンも多かったですし、表情だけで演じるということが、難しかったです。恋心的な表現やキュンとした表情は自分にない武器なので新しくキャッチできるように頑張ろうと思いました。基本的には台本に描かれている制作側のイメージに寄せながら自分の色を出していきたいと思っているんですけど、今回の“なら恋”に関しては漫画原作なので、漫画を読んでイメージを作っていって本読みの段階で松本(花奈)監督に見ていただいて、監督とディスカッションをしながら作り上げました。
■舞台は江の島、ご自身は湘南出身になりますが、地元での撮影はいかがでしたか?
江の島での撮影が5日間連続であったんですが、江の島は昔、朝のランニングで父と走ったり、放課後に友達と自転車で行ったり、美味しいお店もよく知っている場所なんです。映像で見てもとても海が綺麗ですし、しらす丼や美味しいグルメも多いので、知って欲しいですし、“なら恋”を見て江の島に来て頂いて楽しんでください。
■『君となら恋をしても』の見どころを教えてください!
お芝居の時の特に意識した表情の一喜一憂をぜひ注目してほしいです。龍司の一言、一つの行動で天の表情や心境がコロコロ変わっていく部分の反応は監督と話し合って自分の中でもこだわりを持ってやったのでぜひ注目して欲しいですし、江の島の魅力もたくさん詰まっているのでじっくりご覧ください。
■『マイ・セカンド・アオハル』では、白玉家の長男・正臣を演じられますが、役作りや撮影現場の様子はいかがですか?
クランクインがお姉ちゃんの合否を見守る家族団欒のシーンだったんですけど、主演の広瀬アリスさんが本当に気さくで明るい方でたわいのない話をして一緒に笑っていたので本当のお姉ちゃんという気持ちで演じられましたし、両親役の尾美としのりさんやいしのようこさんもたくさんお話できたので、クランクインの最初のシーンとは思えないくらい家族の絆が出来上がって、監督さんが「白玉家の形がこのシーンで見れました。本当に家族に見えました」言ってくださいました。こういう雰囲気でお芝居できるのがすごく幸せだと思いました。自分は姉がほしかったので、役でも弟ができて嬉しかったです。
■出演が決まって周りの反応はいかがでしたか?
ファンも家族もスタッフさんも喜んでくれるので感謝の気持ちでいっぱいです。10月は『沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call~寝不足の原因は自分にある。~』というドラマのO,Aもありましたし、『君となら恋をしてみても』『マイ・セカンド・アオハル』もあってドラマが3本あるので、オタクをしている役と恋愛している役と弟をしている役の3種類の大倉空人を見てもらえて嬉しいですし、撮影を頑張ってよかったという達成感があります。
■『マイ・セカンド・アオハル』の見どころを教えてください!
30歳で大学に行って人生をやり直すという考えと勇気を出す1歩がどれだけ大事か、1歩踏み出す中で自分に納得いかないこともあるけど前に進んで良くしていこうとする彼女の姿がすごく輝かしく映っていてたくさんの方に勇気を与えてくれる素敵なドラマになっていると思います。僕個人としてじゃシェアハウスにすごく興味があるので人間関係やシェアハウスならではツールも楽しみしています。
■最後にタレントや俳優に興味がある方があって目指したいという方などへメッセージをお願いします!
仕事をしていると時間がなくてできることを諦めてしまうこともありますが、この仕事だからこそできることも多くて、役としていろんな人生を歩んだり、いろんな方と出会って吸収できて日常では味わえない感情や経験をさせていただける魅力的な仕事だと思います。僕自身もたくさんの方に応援していただいてエネルギーをもらえることが自分の活動の糧になっています。もしこの仕事に興味がある人は勇気を持って1歩踏み出してほしいです。僕もみなさんに応援していただけるように頑張ります。
<作品情報①>
ドラマ『君となら恋をしてみても』(W主演) ※海堂天役
毎週木曜日 深夜0:59~1:29 MBSドラマ特区枠/毎週木曜日 23:00~24:00 TVK
<あらすじ>
「あのとき捨てた心を君が拾い上げてくれた」
真っ直ぐで、誰に対しても優しい龍司と、ある事をきっかけに自分の気持ちを誤魔化すようになってしまった天。
偶然出会い、共に過ごしていくうちに、少しずつお互いを想い、惹かれあっていく…。
江の島を舞台に、男子高校生たちの最も純粋でまばゆい恋の物語がゆっくりと動き始める。
<作品情報②>
火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』 ※白玉正臣役
毎週火曜日22:00〜22:54 TBS系
<あらすじ>
主人公・白玉佐弥子(しらたま・さやこ)は、昔から絶妙に「運」と「間」が悪く、学歴もお金もない社会人。建築について学びたいと大学受験に挑むも失敗。以来、抱き続けている「こんなはずじゃなかった」という想いを胸にしまい、このまま低空飛行な人生を送っていくのか・・・と覚悟した矢先、想像以上にドン底の30歳を迎えてしまう。
そんな中、佐弥子はひょんなことから大学生の小笠原拓(おがさわら・たく)と出会う。佐弥子が「あのとき大学に行けていれば、今とは違った人生があったのに」と胸の内を打ち明けると、拓は「今からでも遅くないんじゃない? なればいいじゃん、大学生」と言い放つ。拓のこの一言をきっかけに佐弥子の運命が大きく動き始める…!
一度は諦めた「建築家」の夢。佐弥子はその夢を掴む第一歩として学び直しを決意し、かつて行きたかった大学の入学を目指す。猛勉強の末、晴れて合格し、同じ建築学科の“年下の先輩”として出会ったのは、あのとき自分の背中を押してくれた拓だった…。運命の再会を果たした二人の関係は年の差の“友情”止まりか、それとも究極の“恋”へと発展していくのか?
<プロフィール>
大倉空人(オオクラタカト)
2002年4月12日、神奈川県出身
2015年にスカウトされ所属。2019年CX『モトカレマニア 』にレギュラー出演し、俳優としてデビューを果たす。 現在は、ダンスボーカルグループ『原因は自分にある。』のメンバーとしても活動中。 2023年初主演映画「ヒッチハイク」が公開。その他出演作として、TX「沼オトコと沼落ちオンナのmidnightcall〜寝不足の原因は自分にある。〜」(23)、ABC『ひともんちゃくなら喜んで!』(23)、NTV『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』(22)『FAKEOTION -たったひとつの願い-』(21)TX『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室〜SEASON5』(21)等