秋田汐梨 映画『リゾートバイト』公開記念舞台挨拶
秋田汐梨が出演する映画『リゾートバイト』の公開記念舞台挨拶が10月21日(土)に行われ、監督・キャストとともに秋田が登壇した。
本作は、2009年に「ホラーテラー」(怖い話投稿サイト)に初投稿され、その後「2ちゃんねる」に再投稿されると、そのあまりの怖さと秀逸な展開で話題を集めた都市伝説を映画化したもの。旅行を兼ねてリゾート地でのアルバイトを行うことになった男女3人組が、旅館にある“秘密の扉“を探る肝試しを提案されたことをきっかけに、思いもよらぬ恐怖体験をしていく様が描かれる。
本編上映前に行われた舞台挨拶にて、秋田は「みなさん、こんにちは。華村希美を演じました秋田汐梨です。ぜひ楽しんで見てくださると嬉しいです。よろしくお願いします。」とあいさつ。続けて「私が演じた希美は、(伊原さん演じる桜と藤原さん演じる聡の)ふたりがおとなしい役だったのに対して明るい性格で、(桜と聡の)ふたりの恋愛を陰でずっと応援していて、カーレースゲームが好きな一面もある女の子でした。」と自身が演じた役柄について説明。また、お気に入りのシーンを聞かれると「撮影をした白石島のきれいな景色を映しているシーンは白石島の魅力がぎゅっと詰まっているし、そのほっこりしたシーンから一転してホラーが始まるぞ、という感じもあったりしてお気に入りです。」と、ロケ地・白石島のきれいさと、ホラーシーンに移り変わる際の緩急に注目してほしいと紹介していた。
最後に、「怖いシーンだけではなくて、ほっこりしたシーンもあったりと、ホラーが苦手な方も見やすくなっていると思いますので、友達にお勧めしたり、SNSで感想を書き込んでくださったりしたら嬉しいです。今日はありがとうございました。」と観客にメッセージを送って舞台挨拶は終了した。
映画『リゾートバイト』は10月20日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋、イオンシネマほかにて全国公開中。
ぜひ劇場でご覧ください。
【あらすじ】
大学に通う内田桜(伊原六花)は引っ込み思案の性格で、なかなか周りに溶け込めない生活を送っていた。幼馴染で同じ大学に通う真中聡(藤原大祐)が、そんな桜を気分転換のために同じく幼馴染の華村希美(秋田汐梨)を誘い、旅行を兼ねてとある島にある旅館でアルバイトをすることに。
桜たちが働くことになった旅館は、夫婦とフリーターの岩崎で営んでいた。ただ、旅館の主人・健介(坪内守)が足を怪我したことで、桜たちをバイトとして雇うこととなる。本格的なシーズン前でもあり、十分な休憩時間があった桜たちはリゾート地を楽しむことができ、その中で桜も自然と笑顔を取り戻していく。そんなある日、桜は女将の真樹子(佐伯日菜子)が毎晩、深夜にひっそりと廊下を歩き、食事を運んでいる姿を目撃し、言い知れぬ不安を抱く。それから数日後、夕食時にフリーターの岩崎から桜たちは肝試しを提案される。その内容は桜が目撃した深夜に食事を運ぶ女将が向かう、この旅館の隠し部屋へ行くことだった。
不安を感じる桜であったが、岩崎の強引さに負け、女将の後をつけて隠し部屋へと向かうことになる。いつものように深夜に食事を運ぶ真樹子は壁に見える隠された扉を開けて中へ入っていくが、ものの5分もたたないうちにすぐに出てくる。しかし、女将が運んでいた食事はすべて空に。その様子に違和感を覚える桜であったが、岩崎はさらにおもしろがり、二人一組で女将が向かった隠し扉から中へ入ってしまうことになってしまう。最初に桜と聡がその扉を開けて中へ入る。そこにはいきなり不気味な階段があり、怖がりの桜はそれ以上進むことに恐怖を覚えていると、聡はそんな桜に気づき一人で階段をのぼっていく。この出来事により桜たちへ後戻りできない恐怖体験が始まる。