仲野太賀 M&Oplays プロデュース『峠の我が家』主演決定!
仲野太賀が、10月25日(金)より本多劇場にて上演の舞台、M&Oplays プロデュース『峠の我が家』で主演を務めることが発表された。
本作は、『結びの庭』(2015 年、宮藤官九郎主演)、『家庭内失踪』(2016 年、小泉今日子主演)、『少女ミウ』(2017 年、黒島結菜主演)、『二度目の夏』(2019 年、東出昌大主演)など、次々と話題作を発表、高い評価を得てきた、M&Oplays と岩松了が定期的に行っている、人気プロデュース公演、待望の最新作。
ひと里離れた峠にある家を舞台に、そこに暮らす 3 人の家族と、その家を訪れた若者との出会いに端を発する緊張感あふれる人間ドラマが描かれる。
仲野は2011 年の『国民傘』で初めて岩松作品に出演し、これまでに5本の作品に出演。2022 年ぶりに岩松とタッグを組み、岩松作品6作目にして初の単独主演に挑む。
出演にあたって仲野は、『岩松了さんの演劇に出演するのは、僕にとってとても特別な経験です。M&O plays プロデュース作品「国民傘」に出演してから 13 年程経ちました。当時からある岩松作品への憧れは近くづくほどに輝きを増し、その背中の大きさを知れば知るほど、遠のいていくような感覚があります。二階堂さんをはじめとする素敵なキャストの皆さんと、「やっぱり岩松さんやばいね…‼」なんて言いながら、稽古場でのたうち回る日々が今から楽しみでなりません。』とコメントを寄せた。
M&Oplays プロデュース『峠の我が家』は、10月25日(金)より本多劇場にて上演の東京公演を皮切りに、新潟、宮城、富山、愛知、広島、岡山、大阪と全国へ巡演する。
《諍い》と《恋》の物語、是非ご期待ください。
【ストーリー】
峠にある古い一軒の家。この家は、夏の間観光客を受け入れる《峠》という旅館を営んでいる。この家に住んでいるのは主人の佐伯稔(岩松了)、その息子・正嗣(柄本時生)、正嗣の妻の斗紀(二階堂ふみ)の 3 人。夏が過ぎた今、訪ねる人もいないこの家に、安藤久志(仲野太賀)という若者と、その兄嫁(池津祥子)が訪ねてくる。安藤は峠を越えた所にある兄の戦友の家に、戦友の軍服を届けに行くという。この家に嫁ぎながら、ここでない場所に出てゆきたいと望む斗紀はこの若者に救いを求める。また、たまたまここを訪れたような安藤にも、何か隠された事情があるようだ。やがて若い二人の間に芽生える感情――それは、恋心なのか?
この家を度々訪れる立花(豊原功補)という彫刻家と、その部下の富永(新名基浩)も加わり、事態は人々の思惑や企みの中、不穏な方向へと転がってゆく――。
(敬称略)