城桧吏 中国映画『最好的朋友』(邦題「ベストフレンド」)トリプル主演決定!
17歳の少年少女の青春を描いた中国映画「最好的朋友」(邦題:ベストフレンド)の制作が2024年4月20日(土)に現地で発表され、城桧吏が同日クランクインを迎えた。
城は、唯一の日本人キャストとして、主人公の一人で自閉症の少年・夏天(シャー・テン)を演じる。
城は本作が初の中国作品であり、初の海外作品出演となる。
夏天は、父親に外に出ては危ないからと家に閉じ込められ、外界との接触もあまりないせいか、汚れを感じさせない綺麗な心を持っている役どころ。
中国内ではまだ数少ない自閉症を題材にした映画で、中国赤十字、中華慈善総会からの支持を得て制作される。
また本作品のイメージポスターも公開された。
本作で監督を務める宋卓非は「最好的朋友」(邦題:ベストフレンド)」が初長編映画監督作品。
アメリカのチャップマン大学映画製作専門撮影学科を卒業し、ハリウッドの著名な写真家ジョニー・ジョンソンに師事。また、撮影監督を務めた短編映画「Chameleon」はヒューストン国際映画祭でプラチナ賞を受賞。
他短編映画も複数の国際映画祭の最終候補に挙げられ、最優秀賞を受賞した。
同時にこの映画には強力なスタッフが集結。北京電影学院の元学長で博士課程の監督者でもある張輝軍氏と、香港の有名な監督、プロデューサー、脚本家の余偉国氏がスタッフを務める他、企画プロデュース、プロデューサーなどもこなす芸術家である魏龍、そして「ヒーロー」、「黄金の鎧」、「LOVERS」などの多くの映画に参加した著名なアートディレクターである霍廷霄がチーフプロデューサーを務めている。
また、本作では中国語圏の優れた監督の製作・配給に関わり、「空海ーKU-KAIー美しき大妃の謎」(2018)や「キングダム」(2019)のプロデュースを手掛けるニューウエーブの高秀蘭も携わっている。
【あらすじ】
性格が少し独りよがりで学校を嫌う17歳の高校生の趙飛(楊智赫)が、同級生の夏秋(段奥娟)との親交を深める中、ひょんなことから彼女の自閉症の弟、夏天(城桧吏)とも知り合い、親交を深めていく。時に意見の違いから衝突し、和解し、理解を深めるにつれて助け合い、お互いに癒しを見いだすと、やがて自分の欠けていたものを見つける。より良い未来に向けて歩み出す青春群像劇。