【葉山侑樹インタビュー】スーパー戦隊シリーズ『爆上戦隊ブンブンジャー』にブンブルー/鳴田射士郎役として出演中!
現在放送中のスーパー戦隊シリーズの48作目となる『爆上戦隊ブンブンジャー』。子どもたちに圧倒的な人気を誇るクルマをモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだヒーローが困難を知恵と技術で乗り越えていく物語。本作にブンブルー/鳴田射士郎(めいた いしろう)として出演中の葉山侑樹に、作品や今後挑戦してみたい役などについて聞いた。
■この世界に入ったきっかけを教えてください!
16歳のとき、地元大阪で声をかけていただきました。その当時は美容師になろうと思っていたのと、すごく緊張しいなので、お断りをしようかなと思っていたんですが、両親から「せっかくお声がけ頂いたのだから面接だけでも受けてみたら?」と言われ面接に行き、今ここにいます。
■自分の性格を一言で言うと…。
見た目の印象で“静かそう”とよく言われるのですが、人と喋るのはすごく好きですし、ボケたりするのも好きなので、“ギャップがある人”と言われます。最近ようやく撮影現場やオーディションではリラックスして臨めるようになってきたんですが、最初は、喋りたいと思っていても自分からどうやって話しかけようかなと考えているうちに黙り込んでしまい、共演者の方やスタッフさんとも話をすることができないくらい緊張していました。
■今、一番幸せな時間はどんなときですか?
最近はジムに行き始めました。週に3,4回ペースで行っていて、自分の体が少しずつ良くなっているのを感じるときは幸せです。元々体を鍛えることに興味があったのですが、いざ行くとなると勇気が出なくて…。『爆上戦隊ブンブンジャー』の男性キャストが僕を含めて4人いますが、僕以外の3人ともジムに行っていて“僕だけ行かないのは…”と思い、行き始めました。
■これだけは誰にも負けない特技はありますか?
EBiDAN研究生や「S/TEAM BLOOD」として音楽活動をしていたので、ダンスはちょっとだけ得意かもしれないです。でもはっきり言い切れる特技がまだなく、ジムも何か特技に繋がるかなと思って通っていますが、今は模索中です。
■今後演じてみたい役や挑戦してみたい仕事はありますか?
いくつかありますが、最近観た映画の中でやってみたいなと思ったのは『時代劇』。過去に実在した人物を演じてみたいなと思いました。現在公開中の『陰陽師0』や昨年公開された『レジェンド&バタフライ』に出演させていただいたとき、自分の役が登場する年代について調べたり作法を学べて楽しかったのでまたやりたいなと思いました。
■俳優を始めたときに最初に立てた目標が『ヒーロー作品に出演すること』だったそうですが、実際に出演が決まったときはいかがでしたか?
マネージャーさんから電話で「決まったよ」と連絡をいただいたのですが、いざやりたかったことが決まったときってリアクションがあまり取れなくて、薄かったかもしれないです。時間が経つにつれて徐々に嬉しさが増えていきました。実感が湧いてなかったのかもしれないです。オーディションの手応えはあったりなかったり(笑)。“自信があった”というよりは“後悔がないくらいやりきった”という感じでした。最初からブルーの役をやりかったのでブルーに決まったときは嬉しかったです。
■演じられる鳴田射士郎は『超ハイスペックで常にリスクを考えて動くクールな男』という役ですが、自分と似ていない部分や逆に似ている部分はありますか?
射士郎はすごく頭が良くて何をするにしても戦略を練ったり、情報屋なのでパソコンを使ってチームを助けるところは自分には出来ないことなので、そういう部分は射士郎と違うかなと思います。逆に近いなと思う部分は、最初に監督から役柄を聞いたときに「ハイスペック人間なんだ」「クールなんだ」と思っていたんですが、台本を読んだり物語が進むにつれて、彼の抜けているというか、本当はクールを気取っているんじゃないかなと思う節があって、そこは僕と似ているんじゃないかなと思います。
■『爆上戦隊ブンブンジャー』の放送が始まってから2ヶ月ほど経ちましたが、周りの方からの反響はいかがですか?
自分が思っている何倍もいろんな方から愛されている作品なんだと思いました。僕はSNSをやっていますが、放送直後は毎回たくさんの反響があり、街で何度か小さい子にも声をかけてもらったり、本当にたくさんの方に観てもらえているんだなと実感しました。ただ「シャーシロ!」って声をかけてもらえてすごく嬉しかったんですけど、「シャーシロ、大也どこ?」って聞かれたときは「まだまだ頑張らないと」って思いました(笑)。
■共演者のみなさんは役柄とキャラが違うようですが、葉山さんは撮影現場ではどんな存在ですか?
今日もブンブンジャーのYouTube撮影があったのですが、好きなタイミングでボケさせてもらって好きなタイミングで話題を振って、自由にさせてもらっています。お兄さん組がそのボケを回収してくれるので好き放題やらせてもらっています(笑)。撮影終わりやオフの日もみんなで集まってご飯に行ったり素の状態でいられていると思います。撮影の最初の方は楽屋もバラバラだったんですが、未来役の鈴木美羽さんが「一緒にご飯食べよう」と声をかけてくれたり、玄蕃役の相馬理さんが年下組にも優しくフラットに接してくださるので僕たちも緊張することなく話せています。
■長期の撮影になりますが、撮影がお休みの日はどのように過ごされていますか?リフレッシュ方法などありますか?
大好きなサウナやスーパー銭湯に行ったりしています。キャストの誰かを誘うときもあれば、一人で行って帰りに美味しいものを食べるのも楽しいです。サウナは気持ち良いし、健康にも良いし、「一石何鳥あるんだ」ってくらい良いことだらけなのでそこが魅力です。朝からの撮影に備えて夜は早めに寝ますが、サウナに行くとぐっすり眠れるのですごく良いと思います。
■今後、映画やイベントなどでファンのみなさんに直接会う機会があると思いますが、いかがですか?
射士郎としてみなさんにお会いしたことがないので舞台挨拶やイベントでお会いできるのが楽しみです。もっと射士郎として愛されるように頑張ります!
■今後『爆上戦隊ブンブンジャー』をどう楽しんでほしいですか?射士郎としての見どころを教えてください!
射士郎はクールで話し方も皮肉なところがあるので一見近寄りがたい雰囲気を持たれると思うのですが、皮肉なことを言ってしまうのは裏を返せば人に関心があるということだと僕は考えていて、そこが射士郎の魅力的なところだと思うので、物語が進んでいく中でブンピンク、ブンブラック、ブンオレンジへの接し方や関係性もどんどん変わっていくところに注目してほしいです。僕自身演じる上ですごく考えながらやっている部分なので、ぜひたくさんの方に観ていただきたいです!
<作品情報>
スーパー戦隊シリーズ『爆上戦隊ブンブンジャー』
毎週日曜日 午前9:30〜/テレビ朝日系列
※ブンブルー/鳴田射士郎役
射士郎(葉山侑樹)が、ブンブンマリンに認められるために水族館へやってきた。そこには、未来(鈴木美羽さん)もいて…!? そんな時、ブンブンジャーに倒されたはずのブンブンキラーロボがまさかの大復活! はたして、射士郎と未来は協力してハシリヤンを倒せるのか!?
<プロフィール>
葉山侑樹(ハヤマユウキ)
2001年10月27日生まれ、大阪府出身
7人組アーティストグループ「S/TEAM BLOOD」のメンバー。
これまでの主な出演作は「スチブラハウス」(NTV)、「最高の生徒〜余命1年のラストダンス〜」(NTV)、「青春シンデレラ」(ABC)、舞台「FAKE MOTION-THE SUPER STAGE」(’21)などがある。