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清井咲希

【清井咲希インタビュー】映画『eスポーーーーツ!!リアルタイムバトル将棋EDITION』主人公・天堂雫として出演!

2023年大阪、女子高生の天堂雫とファンキーおじいちゃんGとの“eスポーツ「リアルタイムバトル将棋」を巡る令和版ハートフルストーリー『eスポーーーーツ!!リアルタイムバトル将棋EDITION』。本作で主人公・天堂雫を演じる清井咲希に撮影のエピソードや作品の舞台である地元大阪の魅力について聞いた。

 

 

映画の主演が決定したときはいかがでしたか?

今回はオーディションだったんですけど、勝ち取れたのはすごく嬉しかったです。何回かオーディションがあって、最終オーディションは監督やプロデューサーさんの他にゲームメーカーの社長やスポンサーの方々もいらっしゃってすごく人が多くてびっくりしました。その中で選んでいただけたのはすごく嬉しかったです。実は主演が決まったのを知ったのは、私からマネージャーさんに「あのオーディションどうなりました?」って聞いたらサラッと「決まりました!」と言われたので大喜びというよりは「やったー!(小声)」っていう感じでした(笑)。でもとても嬉しかったです。

 

作品に入る前に何か準備したことはありますか?

eスポーツの将棋のゲームが題材なんですけど、私は将棋のルールを知らなかったのでまずはルールを覚えて『リアルタイムバトル将棋』のゲームをダウンロードして撮影に入る前も入ってからもずっと練習していました。難しくてもちろん頭も使わないといけないんですが、普通の将棋のように交互に指すのではなくて、好きなタイミングで自由に駒を動かして早く“王将”を取ったほうが勝ちという速さが勝負になるのでその点が違いました。初心者でも楽しみながら撮影に臨むことができました。

 

撮影に入るまでにeスポーツや将棋の経験はありましたか?

よく聞くのでもちろん存在は知っていたんですけど詳しくはなかったです。大阪の複合施設にeスポーツの会場があって仕事で経験したことはあります。ゲームは一時期すごくハマっていて、家庭用ゲームをやっていたんですけど、あまり上手じゃなくて…。グループ活動していたときにメンバーにすごく上手な子が多かったり、実況やYoutubeで上手な人の動画を見るのが好きなので、自分がやるというよりは見る方が好きだったりします。でも撮影期間中にもずっと『リアルタイムバトル将棋』の練習をしていたので、少しは上達したんじゃないかなと思います。ゲームの中にレベルによってキャラクターを選択できるんですけど、一回だけ“名人”のおじいちゃんの強いキャラ“ライゾウ”に勝てたことがあります!

 

 

eスポーツの魅力はどんなところだと思いますか?

普通の将棋は難しくてできないかなと思っていましたが、eスポーツの将棋は初心者でもわかりやすくて楽しかったです。もちろん将棋経験者はさらに『リアルタイムバトル将棋』を楽しんでもらえると思います。eスポーツの試合は華やかだし、ヘッドホンやユニフォームも可愛いし、空間も可愛くて近未来な感じがしました。ゲームは言葉もいらないし、ルールを知っていれば世界共通で楽しめるのが魅力だと思います。

 

地元大阪での撮影でしたが、改めて感じた地元の魅力はありますか?

大阪府の出身ですが、撮影場所の浪速区にはあまり行ったことがなくて撮影で初めて行った場所や経験したことがありました。大阪の共通する部分はみんなフレンドリーで、撮影中におじさんが「何の撮影だ?」って話しかけてくださったり…(笑)すごく賑やかです。出身地でもあるのでアットホームな空間で撮影できましたし、フィギュアやゲームを売っているアニメ街のような場所での撮影ではメイドさんが並んでいて感動しました。浪速区は通天閣の近くで、インバウンドのお客さんとかも多くてとにかく栄えている場所です。

 

ロケ地を“聖地巡礼活性化”として、観光誘致にも寄与されるという計画がありますが、おすすめの聖地はありますか?

大阪といえば梅田・天王寺・心斎橋・なんばってありますが、一番大阪っぽい大定番と言えば新世界だと思います。お昼から飲めるし、串カツとかどて焼きなど美味しいものもたくさんあります。私は関西の甘いどて煮が大好きで行くと3つくらいは絶対食べてしまいます。関西の人にも“食べ過ぎ”って言われるんですけど、それぐらい美味しいのでぜひ食べてみて欲しいです。映画を観ると大阪の魅力をより知ってもらえると思うので、聖地巡礼として海外の方にも関東の方にもぜひ来て欲しいなと思います。

 

 

W主演の赤井英和さんとの共演で印象に残ったことはありますか?

最初は強くて少し怖いイメージがあったので「大丈夫かな?」と思っていたんですけど、実際にお会いしたら全然そんなことなくて、気さくで、ずっとずっとボケていらっしゃるんですよ(笑)。冬の期間の撮影だったので「寒くないか」って声をかけてくれてすごく優しいんですけど、その間にダジャレ挟まれたり…(笑)。でもそのおかげで場も和んだし、赤井さんのおかげですごく楽しく撮影ができました。

 

演じる雫は「自分に自信がなく考えすぎる夢を諦めた女子高生」ですが、演じる上で似ている部分はありますか?逆に難しかった部分はありますか?

最初の方は自分に自信がない気弱な部分もありつつ、赤井さん演じるGと出会ってからちょっとずつ自分の中で変わっていって自分の芯を強く持っていくという役柄なので、その変わっていく様子をどう演じるのかがすごく難しかったです。コメディ要素もあって気弱いながらもGがボケるのでそれに突っ込んで…という演じ分けも難しかったです。私も「どうしよう」って悩んじゃって自分に自信がないタイプなので、その部分は雫ちゃんと似ていると思うし、凛ちゃんという妹がいるんですけど、私も姉がいて姉妹で比べられたり、自分も比べちゃったりする部分が似ているかなと思います。

 

 

クラウドファンディングで応援していただいた方へメッセージをいただけますか?

たくさんの方がクラウドファンディングに参加してくださって嬉しかったです。返礼品の中にエキストラ参加もあって、私のファンの方もいらっしゃって現場でお話しできてすごく楽しかったです。実際にお会いできて本当に良かったです。

 

完成した作品を観ていかがでしたか?

撮影したシーンの順番がバラバラで、演じる上で元気になったりそうじゃなかったりして大変でしたが、一つの作品になったら当たり前なんですけどちゃんと表現されていました!ゲーム音がスクリーンから聞こえるのが面白くて、観ていてもゲームをしている感覚になるシーンもあって「これがeスポーツの映画か!」と感動しましたし面白いなと思いました。大きなスクリーンで観た方が迫力も出るので楽しめると思います。

 

最後に作品の見どころを教えてください!

『リアルタイムバトル将棋』を題材としている作品なので、将棋のルールを知っているとより楽しめると思いますが、作品の中にルールを説明してくれるシーンもあるので、この作品を観て『リアルタイムバトル将棋』をやりたいなと思ってもらえたり、大阪は面白いところなんだと思って遊びにも来て欲しいです。もっともっと大阪とeスポーツも盛り上げられたらなと思っています。

 

 

 

<作品情報>

映画『eスポーーーーツ!!リアルタイムバトル将棋EDITION

10/11(金)〜なんばパークスシネマ/OSシネマズ神戸ハーバーランドでロードショー

 

<ストーリー>

プロ棋士を目指すもスランプに陥っている女子高生、雫(しずく)。妹の女性棋士、凛(りん)に劣等感を感じて将棋を辞めようと決意する。ある日、内申点を稼ぐためにボランティアに行った老人ホームにてG(ジー)と名乗る老人と出会う。Geスポーツ「リアルタイムバトル将棋」のプレイヤーだった。雫はGに無理やり連れ回され、「リアルタイムバトル将棋」大会の会場に行くのだが、そこには一癖も二癖もあるプレイヤーたちがいて…。

 

<プロフィール>

清井咲希(キヨイサキ)

1999年85日生まれ、大阪府出身

たこやきレインボーとして2012年〜2021年活動。現在は女優・タレントとして活動中!

主な出演作はテレビ朝日『仮面ライダーリバイス』テレビ朝日『あざとくて何が悪いの?』、舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』、『NIGHT HEAD 2041-THE STAGE-』など。

映画『つぎとまります』も現在公開中!