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横浜流星
横浜流星 「第49回報知映画賞」主演男優賞受賞決定!
『第49回報知映画賞』の受賞者・受賞作品が11月25日に発表され、横浜流星が2年連続となる、主演男優賞を受賞した。
また2022年の助演男優賞から3年連続の受賞は49回の歴史で初の快挙となった。
報知映画賞は1976年に「映画界の発展」を願い発足し今年49回目を迎えた。
本賞は応募いただいたファン投票を基にノミネートされた各部門を選考委員会で決定、表彰したものとなる。
映画「正体」は作品賞、助演女優賞(吉岡里帆さん)と合わせて3冠。
横浜は「同志」と表現する藤井監督と二人三脚でつかんだ栄光に万感の思いを口にした。
「いろんな感情が込み上げてくるというか…。どの作品も全力を注いでいますけど、この作品においては、より思いが強い。(構想から)4年かけて完成させた作品。(試写などで)見てくださった方の心に届いたことが幸せです。」
「正体」で演じた鏑木は、姿を変え日本各地に潜伏する。
ある時は泥だらけの作業員、ある時は茶髪のフリーター。ある時は優しげな介護職員…。
多くの顔を使い分けながら、ある信念のために逃亡を続ける。
「正体を隠してはいるけれど、別人格ではない。ひとりの人間としてちゃんといることが大事だったし、難しいところでもありました。(作中の判決当時は)少年死刑囚で、20代の彼が知恵を振り絞って考えた容姿。監督や衣装部、メイク部とも相談してリアリティーがあるところに落とし込めた」
劇中で象徴的に描かれる「信じること」にちなみ、横浜が信じているものを問われると「『作品は残るもので、誰かの心に届くもの』だということですかね。そう信じて、そして自分のことも信じて、毎回心や体を削っている。そして日本映画もしっかりと世界に届けられると信じています。」と話した。
▽報知映画賞とは