林遣都 ドラマ「初恋の悪魔」W主演決定!
林遣都が、日本テレビ系にて7月期放送のドラマ「初恋の悪魔」で仲野太賀と共にW主演を務めることが発表された。
同作は、脚本家・坂元裕二が送る小洒落てこじれたミステリアスコメディー。
ヘマをして現在停職処分中の刑事・鹿浜鈴之介(林遣都)のもとに総務課・馬淵悠日(仲野太賀)、生活安全課・摘木星砂、会計課・小鳥琉夏、部署もバラバラで、それぞれ訳ありの4人が集まった。正義感も出世欲も無い、求めているのは、ただ…真実のみ
ひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明する。
いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。
やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていくことに…!
ミステリーで、コメディーで、そしてラブストーリーでもある物語となっている。
林が演じる鹿浜は、元県警捜査一課刑事だが今は境川署刑事課所属、しかも大きなヘマをして現在停職処分中。神童と呼ばれたのは小学生までだった。勉強は出来るのにひどく要領が悪い。人付き合いも下手だった。十五歳の時に家に引きこもり、本ばかり読んでいた。シャーロックホームズに憧れたのを皮切りに、ミステリー小説を読みあさり、結果、古今東西の凶悪犯罪オタクとなった。サッカーよりもアニメよりも、実際の凶悪事件が大好き。凶悪犯人に興味津々。探偵になりたかったが、現実の探偵は浮気調査ばかりと知って刑事になった。ところが現代の刑事の仕事に推理する機会など、ほとんどなかった。実際に起こる事件は全然面白くない。今では監視カメラを見るのが刑事の主な仕事だったりする。違う違う、思ってたのと違う。僕は凶悪犯罪に出会いたくて刑事になったのに。鈴之介はすっかりやる気を失ってしまった。もしかして僕が憧れていたのは刑事ではなく、犯人だったのではないか。なんてやばい考えまで頭の中をよぎりはじめていた。
出演にあたって林は、「率直にうれしかったです。坂元裕二さんオリジナルの書き下ろしドラマで、水田監督、次屋プロデューサーとお仕事が出来る。デビューの頃から知っている太賀と一緒。うれしいことがたくさん重なり、喜びと共に身の引き締まる思いがあります。大事な時間にしなければなと思っています。」とコメント。
自身の役柄について「とても個性の強い役で、あて書きと伺ったので、『坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう』と思いました(笑)。1年前くらいに朗読劇で初めて坂元さんの作品に関わらせていただいたのですが、普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)。」と語った。
どんなドラマになってほしいか問われると、「これまでとは違ったアプローチで挑戦的なにおいを感じられる作品になればいいなと思います。このドラマはコメディー部分がたくさんあって、すごく難しく、ハードルは高いと思っていますが、信頼する方たちとしっかり塩梅を見極めながら一生懸命、真面目に、そして楽しんでいきたいと思います。」と話した。
そして最後に、「本当に面白い脚本なので、それを体現しなければならないプレッシャーもありますが、坂元さんが思い描く以上のものを出せるように精一杯頑張ります。楽しみにしていてください。」とメッセージを送った。
「初恋の悪魔」は、日本テレビ系にて7月スタート!(毎週土曜日22:00~22:54)
是非ご期待ください。