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夏帆 ドラマ「星とレモンの部屋」主演決定!

夏帆が3月放送の特集ドラマ 創作テレビドラマ大賞「星とレモンの部屋」(NHK総合)で、主演を務めることが発表された。

同作は、次世代の脚本家を育てるためNHKと放送作家協会の共催で開催している「創作テレビドラマ大賞」の第44回大賞受賞作をドラマ化した作品。
近年社会的な問題となっているひきこもり家族の8050問題。老いた両親が亡くなった後に子どもたちがその死体と暮らしていた、といういくつもの痛ましい事件をベースに、チャットで知り合ったひきこもりの男女に起きる、ある一日のドラマが描かれる。

ひきこもり歴 18 年の里中いち子(夏帆)。同じひきこもりの青年・涼(宮沢氷魚さん)とのチャットでのやり取りが、外の世界との唯一のつながりだ。いち子を何とかしたい母親の初美(原田美枝子さん)は日々ドア越しに語りかけるが、ある朝突然持病で倒れてしまう。パニック状態のいち子は 119 番に必死で電話するが、肝心の助けを求めることができない。ようやく部屋から出た時には、母はすでに冷たくなっていた。「遺体を浴室に運んで、鼻と口にティッシュを詰めてください」いち子からの SOS を受けた涼は、不思議なほどに冷静だった。実は涼にも隠された秘密があった……。

物語の主人公・里中いち子を演じる夏帆は、「ひとつひとつの台詞がとても丁寧で繊細で、素敵な脚本だと思いました。
引きこもり、と聞くと、犯罪者予備軍だとか、怠惰な人たちだとか、いわゆるステレオタイプのイメージが浮かんでしまうと思います。
でもそういう人たちはごく少数で、彼らは世間から圧迫された被害者なのだと、人一倍繊細ないち子を演じていて感じました。
生きづらさを抱えている人たちに、少しでも光が見えるような、そんなドラマになっていたら嬉しいです。」とコメントを寄せた。

特集ドラマ 創作テレビドラマ大賞「星とレモンの部屋」は、NHK総合にて3/19(金)22:00~放送。
ぜひご覧ください。