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内野聖陽

内野聖陽 主演舞台『化粧二題』再演決定!

内野聖陽主演舞台「第138回公演『化粧二題』」が再演されることが発表された。

2000年の初演から19年ぶりの再演となった、2019年の内野と有森による『化粧二題』。そこから2年経ち、待望の同豪華キャストによる再演が叶った!演出には一昨年から引き続き、長きに渡り作家が信頼を置き、2020年には紫綬褒章を受章した文学座の重鎮・鵜山仁。演じるのは一人でも登場人物は一人に収まらない一人芝居、素晴らしいキャスト・スタッフの創造力と、観客の想像力が合わさって初めて作品が完成する。

2019年、両キャストともに、初の挑戦となった一人芝居で大好評をいただき、それから2年経った2021年、二人の座長が再び客席に姿を現す!

同作で2019年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した内野は再演について「前回2019年の公演から、2年が経とうとしています。一人芝居への初めての挑戦で、とにかく気合いで井上先生の戯曲、演出家鵜山仁さんへ立ち向かって行った気がします。そして、たった一人の舞台空間だけれど、実は沢山の登場人物と一緒に居られるのだ!…ということを初めて知りました。僕は再演というのは、より作品世界を深め、耕し、豊饒にする絶好の機会だと思っています。僕の中で、今、いろんな野心が蠢き始めています。とにかくお芝居は楽しむためのものという原点に立って、僕自身も演じることをもっともっと楽しみつつ、皆様の心に心地よく届くよう楽しく苦しんでお稽古に励んで参りたいと思っているところです。楽しく、愉快に、泣ける話を、みんなで笑える劇場にできたらと願っております。内野聖陽、パワフルに繊細にお届けします!ご期待くださいませ!」と意気込みを語る。

舞台『化粧二題』の再演にぜひご期待ください!
(敬称略)


舞台『化粧二題』
【東京公演(予定)】
2021年8月17日(火)~29日(日)
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
【地方公演】
中部北陸ブロック、大分県、茨城県水戸市、他予定

【ものがたり】
さびれた芝居小屋の淋しい楽屋。遠くから客入れの演歌が流れ込んでくるやいなや、大衆演劇女座長・五月洋子は、座員一同に檄を飛ばし始める。開演前の支度の最中も、口上や十八番の演目である「伊三郎別れ旅」の母と子が再会する場面の稽古に余念がない。そこへ捨てた息子との対面を、と出演依頼を携えたお客がやってきた…。
うってかわって、クリスマス間近の芝居小屋の楽屋。大衆演劇の座長・市川辰三は。夜の部も迫った40分前、大事な役を背負った役者が一人いなくなり、切羽詰まった様子で座員一同に口立て稽古を始めている。そこへ孤児院でお世話になった一人の先生がやってくる。恩師との逢瀬に喜ぶ辰三だったが、なにやら大切な話がある様子で…。