佐藤永典 舞台「スマホを落としただけなのに」出演決定!
佐藤永典が6月上演の舞台「スマホを落としただけなのに」に出演することが発表された。
原作「スマホを落としただけなのに」は、シリーズ累計2800万部突破の宝島社『このミステリーがすごい! 』大賞の隠し玉賞を受賞。現在第3作まで刊行され、2度の映画化をはじめ、コミック・朗読劇などマルチな展開を果たし、シリーズ累計97万部を突破。その人気原作を、演劇界の重鎮・横内謙介が、原作のもつスリリングさを巧みに表現しつつ、作品の世界とは相反するアナログな“演劇”という手法で物語の中に生きる人間たちの心の機微や葛藤を描き、新しい作品へと昇華させた。
佐藤は、富田誠を演じる。
出演にあたり佐藤は、「昨年春、公演途中で幕を閉じる事となってしまった今作品【スマホを落としただけなのに】ですが、再び同じチームでお届け出来る事、そして僕自身もそこに参加させて頂ける事を非常に嬉しく思います。昨年のあの時に感じた様々な想いを忘れずに、精一杯に富田誠を演じさせて頂きます。
2021年6月劇場で沢山の方にお逢いできる事を願い稽古に励みたいと思います!」とコメントを寄せた。
2020年の開幕時に、期待値の高さから1万枚以上のチケットは即日完売となるも、熱狂続く中、感染拡大の影響であえなく終幕・・・。幻の名作が再び2021年、幕を開ける!
舞台「スマホを落としただけなのに」は、6/4(金)~6/6(日)大阪・松下IMPホールにて、6/9(水)~6/14(月)東京・日本青年館ホールにて上演。
ぜひご期待ください。
【ストーリー】
神奈川県警庁舎内の取調室。
神奈川県警のベテラン刑事・後藤武史(原田龍二)は、連続殺人犯として逮捕された男の取り調べを行っていた。容疑者の名は、浦野善治(浜中文一)。浦野はデジタルツールを使って様々な情報を操作する天才的ハッカーであり黒髪の女を狙った猟奇的な殺人犯であった。アナログ人間の後藤は捜査にあたり、サイバー犯罪に強い若手刑事・加賀谷 学(辰巳雄大)を相棒にする。ふたりの刑事が、浦野が犯した連続殺人の動機と経緯に迫っていく中で、驚くべき事実が判明する。
「浦野善治」は偽名であり、実体のない人物だった。では後藤と加賀谷の目の前にいる男は、いったい何者なのか…?
一方、連続殺人事件の被害者・稲葉麻美(早川聖来)と、その恋人・富田誠(佐藤永典)の事情聴取が進む。富田がスマホを落としただけなのに、そのスマホを拾った殺人犯に麻美は殺されかけたのだ。成りすましたSNSのアカウントを駆使し想像を超えた犯人の手口に誰もが驚く。
この事件も連続殺人の中の一事例…。誰もがそう思っていた。
だが、すべての犯罪を認め、その理由の一端となった母親との確執までもを加賀谷に打ち明けた犯人が、麻美に対する殺意だけは頑なに否定する。立場は違えど同じデジタルの世界に身を置く同士、男との間に親近感にも似た感情を抱き始めた加賀谷は、男が麻美にだけ向けている特別な思いを感じとる。
はたして真実は明かされるのか─。
刑事と犯人の“宿命の激突”が再び幕を開ける─。
(敬称略)