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窪田正孝

窪田正孝 映画「ある男」出演決定!

窪田正孝が2022年公開予定の映画「ある男」に出演することが発表された。

同作は、第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説「ある男」の映画化で、主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫っていく、衝撃と感動のヒューマンミステリー。映画化もされた「マチネの終わりに」から2年、小説家としてデビューして今年で二十年という節目を迎えた平野が、「今僕が感じ、考えていることが、最もよく表現出来た作品」だと語る渾身の文学作品だ。

城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫「大祐」の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、 ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。
愛したはずの夫「大祐」は、まったくの別人だったのだ…。
「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。
城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。

窪田は、里枝の夫で、谷口大祐を名乗っていた男を演じる。

出演にあたり窪田は、「ある男の静寂な心の中に蠢く「悍ましいナニカ」をずっと感じながら演じてました。 人の皮を被った怪物が身体の中からずっと自分だけをみている。そんな支配されて壊れきった空っぽの心を里枝が少しずつ溶かしていく。里枝役の(安藤)サクラさんはやはりとても刺激的で芝居の面白さ、やりがい、その答えをどこまでも追求していきたい衝動に駆られました。ある男が観て頂く方々にどんな感情を残すのか今から楽しみでなりません。」とコメントを寄せた。

映画「ある男」は、2022年公開予定。
ぜひご期待ください!

(敬称略)