葵わかな 舞台「パンドラの鐘」W主演決定!
葵わかなが6月より上演の舞台、COCOON PRODUCTION 2022 NINAGAWA MEMORIAL「パンドラの鐘」でW主演を務めることが発表された。
1999年に蜷川幸雄さんの指名で野田秀樹さんによって産み落とされた「パンドラの鐘」。同作は、当時ともに世界の舞台で戦った日本の演劇界の二大巨頭、蜷川さんと野田さんによって、Bunkamuraシアターコクーンと世田谷パブリックシアターの二館で同時期に上演され、蜷川さんは“岩”、野田さんは“紙”と、同じ作品ながら全く違ったモチーフとアプローチで作品を創り上げ、世紀の競演は一大センセーションを巻き起こした。さらに蜷川版には、大竹しのぶさん、勝村政信さん、生瀬勝久さん、松重豊さん、一方の野田版には、堤真一さん、天海祐希さん、古田新太さん、松尾スズキさんなどが出演し、豪華出演陣の対決も大きな話題を呼んだ。
そして、現役のまま惜しまれつつ2016年にこの世を去った前芸術監督・蜷川幸雄さんの七回忌を迎える今年、“NINAGAWA MEMORIAL”と題し、初演以来23年ぶりに上演。蜷川作品より多大な影響を受け、アングラ、シェイクスピア、海外戯曲、歌舞伎まで様々なジャンルの作品を手掛けている、気鋭の演出家、杉原邦生さんの手によって、記念すべき公演として再び現代に蘇える。
太平洋戦争開戦前夜の長崎。ピンカートン財団による古代遺跡の発掘作業が行われている。
考古学者カナクギ教授の助手オズは、土深く埋もれていた数々の発掘物から、遠く忘れ去られていた古代王国の姿を、鮮やかによみがえらせていく。
王の葬儀が行われている古代王国。兄の狂王を幽閉し、妹ヒメ女が王位を継ごうとしているのだ。従者たちは、棺桶と一緒に葬式屋も埋葬してしまおうとするが、ヒメ女はその中の一人ミズヲに魅かれ、命を助ける。
ヒメ女の王国は栄え、各国からの略奪品が運び込まれている。あるとき、ミズヲは異国の都市で掘り出した巨大な鐘を、ヒメ女 のもとへ持ち帰るが……。
決して覗いてはならなかった「パンドラの鐘」に記された、王国滅亡の秘密とは?
そして、古代の閃光の中に浮かび上がった<未来>の行方とは……?
葵は、古代の女王・ヒメ女を演じる。
COCOON PRODUCTION 2022 NINAGAWA MEMORIAL「パンドラの鐘」は、6/6(月)~28(火)東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、7/2(土)~5(火)大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。
ぜひご期待ください!